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2018年4月15日 (日)

ネットのビジネスモデル

先日行われた、米国下院でのフェイスブックCEOのザッカーバーグ氏に対する公聴会のニュースを見て、近頃モヤモヤしていた事の根本がわかったような気がします。

別に、個人情報の流出がどうのということではなくて、フェイスブックのビジネスモデルの説明を聞いてのことなのですが、「情報」を提供して利益を上げているということです。

昔のビジネスは、「物を作り、付加価値をつけて販売する」というのが基本でしたが、現代では、物理的な「物」ではなく目に見えない「情報」を販売して利益を上げているビジネスが多すぎるという事です。

以前でも、電通などに代表されるような広告代理店が、CMなどを製作して利益を上げていましたが、必ず製作に必要な舞台や小道具、役者さんなど物理的に必要な「物」が存在し、広告主に映像などを提供して利益を出しています。

しかし、フェイスブックを代表とする様々なSMSが、利用者からは費用を取らず、個人情報や趣味・嗜好などを入手し、その情報を基にした広告が表示されて、利益を出して運営されています。

これは、個人情報も含めた目に見えない「情報」のやりとりによって利益を生んでおり、巨額な利益に対して物質的な「物」があまり動いていないビジネスモデルです。

昔の高度経済成長では、国を挙げての戦後復興や技術の発展などが重なり、物質的な豊かさを求めて長期の好景気をもたらし、その結果として生活が大きく変化しました。

もちろんその変化に取り残された方もいるかと思いますが、現代の高度情報化社会では、目に見えない「情報」による変化なので、取り残されていることに気がつきにくい状態になっています。

偏見かもしれませんが、個人情報などが知らない間にやりとりされ、一部の人間が利益を上げているように思えてなりません。

もちろん、ネットでの広告によるビジネスを否定しているわけではなく、利用費などを気にせずに様々な情報を得られることによって、生活の利便性や豊かさが向上していることは良いことですが、その利益がもっと生活の根本的な事を支えている人たちに行き渡るような社会になってほしいと思います。

吾唯「不足」知:今日は、自分に何が足りないのか思いつきません。

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