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2018年8月 4日 (土)

医療の進歩と倫理

先日(7/30)の報道で、京都大学が人工多能性幹細胞(iPS細胞)を用いたパーキンソン病での臨床試験(治験)を始めると正式に発表したとの報道があり、パーキンソン病に苦しめられてきた方々の希望となる出来事です。

ですが、このニュースを耳にしてふと、「アルジャーノンに花束を」(原題:Flowers for Algernon)というSF小説を思いだし、大丈夫なのだろうか?という気もします。
ドラマにもなったようですので、内容をご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、半世紀以上前に発表された小説が、この医療の問題点を示唆しているように思えてきます。

こういった技術に関して全く知識がないので、見当違いの事を書いているのかもしれませんが、病気によって減ってしまった神経細胞をiPS細胞によって補うという事は、治験を受けた人の脳細胞の構成が変わるかもしれないという事で、人格や記憶に影響は出ないのか?という不安がよぎります。

また、脳細胞の失った部分の補完が出来るようになると、健常者が自身の能力向上の為にこの医療技術が利用されてしまうのではないかという倫理面での問題も起きるような気がします。

難病が克服出来るようになるのは喜ばしいことですが、想定している効果と予想される副作用をもっときちんと報道して、必要であれば法整備などのことにも触れてほしいと思った出来事でした。


吾唯「不足」知:幹細胞による医療技術の知識....と書きたいのですがとても理解できそうにありません。

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