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2019年3月12日 (火)

プログラミング教育

2020年度から小学校プログラミング教育が全面実施される様ですが、元制御系プログラマーとしては何か間違っている様な気がしてなりません。

最近では、小・中学生でもスマホなどの普及によって以前よりも情報機器に触れる機会が多くなった事は間違い無いですし、様々な情報機器を活用できる様にしていく為の教育だと思うのですが、「プログラミング教育」という名称ばかりが先走っている様な気がします。

文部科学省では、「情報活用能力」の「思考力、判断力、表現力等」の一部に「プログラミング的思考」が位置付けられているので、「プログラミング」は一連の教育のほんの一部にすぎません。

確かに、ロボットの動きを考えて制御したり、PC上でゲームを作成したりするのは、子供だけでなく大人も興味を引く楽しさがあり、一定の効果があると思いますが、「教育」ではなく「遊び」の域を脱していないと思います。

本来、「プログラミング」は手段の1つであって、目的ではありません。
そして、問題の解決や目標の達成などの目的のためには、順序立てた考え方や、問題の捉え方、論理的な考え方が必要になり、どの手段を使って目的を達成するかを考えなければなりません。

例えば、小学生であれば、料理の手順を考えてなぜその手順で進めるかを考えるなど、情報機器を使わなくても色々な見方や考え方を学ぶことが出来るのではないかと思います。

機器を売り込みたいメーカーや生徒を囲い込みたい教育産業の思惑などに振り回されたりしないようにしたいものです。

吾唯「不足」知:論理的な考え方

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